現場検証をする自衛隊事故調査委員=1日午後2時半ごろ
墜落したCH47(チヌーク)と同型機
陸自公式ホームページなどによると、全長30.18b
全幅16bの大型輸送用ヘリコプター。乗員4人の
ほか55人を輸送でき、貨物掲載量は最大9トン。
最大速度274`。米ボーイング社製で川崎重工
業がライセンス生産している。陸自と空自が輸送
用に使用している。
(写真=ひこうき写真館HPより転載)
霧のかかった墜落現場、あと数b高く飛行していたら・・・。
平成19年4月2日(月)
徳之島出身の機長も犠牲に
30日午後11時ごろ、沖縄から救急患者搬送に向かっていた沖縄にある陸上
自衛隊101飛行隊所属の大型輸送ヘリコプター・CH47が徳之島町山集落近
くの天城岳連山、山頂付近に墜落し、大破、炎上した事故は乗員4人全員が死
亡するという最悪の事態となった。
墜落した同ヘリの機長は、徳之島町亀津出身の建村善知3佐(54)。
同へりは動脈瘤破裂の70代の女性を沖縄県に搬送するため、徳之島町総合
運動公園に着陸する予定だったが、濃霧による視界不良のため、当初の目的
地を変更して徳之島空港に向う途中墜落した。
捜査活動のため、陸自第一混成団(那覇市)は5回に分けて計154人と車両
14台を派遣した。ヘリ墜落後の31日午前2時59分にヘリで隊員12人を現地
に、次いで6時34分に21人を、8時22分と34分にも同様にヘリで隊員が現
地入りした。
また午後4時過ぎには隊員42人と車両14台が定期フェリーで徳之島入りした。
1日朝から陸上自衛隊の事故調査委員会は、ヘリコプターの製造会社の社員
などに立ち会いを求め現場検証を行った。午後からは同調査委員会と警察の合
同実況見分が行われ、フライトレコーダーも回収された。
4人の遺体は午前9時半すぎ、自衛隊の幹部や親類などおよそ40人が見送
るなか定期フェリーで那覇港に向け運ばれた。